こんにちは。
そらきちです。
あなたはこんな言葉を
聞いた事がありますか?
「一流は直感で決めて、
三流は理屈で決める。」
わかるような
わからないような…
初めて聞いた時は
そんな心境でした。
人は1日で35,000回も
決断をしています。
✅服はどれを着つのか
✅トイレに行くのか片付けからやるか
✅飲み物は何にするのかetc…
このように無意識な決断が
ほとんどですが中には
「よし、AかBで
Bを選択しよう」
このように意識的な決断もあります。
この決断って迷うこともありますよね。
Bにしたのに結果的には
「Aの方が良かったじゃん」とか、
Bにした後で「やっぱりA!」として
やはり「Bにしておけば…」と思うことも。
進学、就職、転職、結婚…
人生で大きな選択は数え切れません。
あなたの理想に近づく決断を
積み重ねたいですよね。
会社員としてこれまで
上司の言うことをしっかりこなし
残業や休出、毎日の満員電車。
帰りは遅く、子供の寝顔しか見てない。
「仕事の方が大事なんでしょ」
妻とも会話できておらず、
家庭崩壊。
孤独を感じる。定年退職後の人生。
「あれ?どこで選択を間違ったんだ?」
選択を間違えると
あなたの理想の姿から
どんどん遠ざかってしまいます。
しかし、その選択を少しでも
理想の決断に近づける方法があります。
それが「直感」なのです。
今回は羽生善治さんの
「直感力」という本に基づいて
学びや気づきを紹介します。
直感とは
直感と聞くと、「ヤマカン 」のような
当てずっぽうな感じで思われますが、
それとは正反対。
直感の正体とは何か。
たとえばひとつの局面で、
「この手しかない」とひらめくときがある。〇〇%の確信をもって最善手が分かる。
論理的な思考が直感へと昇華された瞬間だ。以前、カーネギーメロン大学の
金出武雄先生と対談をさせていただいたときに「論理的思考の蓄積が、思考スピードを速め、
直感を導いてくれる。計算機の言葉でいえば、
毎回決まったファンクションが
実行されているうちにハードウェア化
するようなものだ。それまでは
毎回発火していた脳のニューロンが、
その発火の仕方がいつも同じなので、
そこに結合が生まれ、一種の学習が
行われたということではないか」と指摘してもらったことがあった。
つまり、直感とは、論理的思考が
引用;直感力 著 羽生善治
瞬時に行われるようなものだというのだ。
表現力が豊かですが、
要するに直感とは
一瞬で脳が導き出す結論の事。
直感にも思考の根拠がある
という事になります。
一目惚れで結婚した夫婦の離婚率は
10%。
一目惚れ以外の夫婦の離婚率は
30%。
比較的低いのは一目惚れによりお互いが
自分自身にとって必要な存在
と認識した経験が
根底に強くあるとのこと。
「なんとなく」は言葉で表現できない直感
「なんでネットビジネス始めたんですか?」
こう聞かれることがあります。
それはテレビをぼーっと見ていたときに
ブログで生活するわたなべ夫婦のことを知り、
「なんとなくできそうだな、
やってみるか!」
と感覚的に始めました。
おかげさまで充実した日々を
過ごすことができています。
よく「なんとなくですよ」と
質問に答える方がいますが、
それは全て直感のこと。
一瞬で脳が導き出した結論
に従っているのです。
羽生さんは著書の中で
「直感の7割以上が正しい」
とあります。
そして、それは
僕の経験からも言えることで
進学、結婚、就職、転職、副業…
直感で決めてきましたが
今の自分を大事にできるのは
理想的な後悔のない
選択だったからだと言えます。
直感力を鍛えるには?
羽生さんは直感力を鍛える方法として
以下を挙げていました。
底を打つ
何も考えずに歩く
他力を活かす
道のりを振り返らない
羽生さんは散歩の
習慣があるようです。
何も考えない時間が直感力を
鍛えているとのこと。
僕はお昼ご飯を
公園で食べますが、
「もうトンボが飛ぶ時期か」
「これやってみたら面白そう」
「次はこうしようかな」
気づきはそんな「ふとした瞬間」
に降ってくる事が多いです。
現代人は忙しいので日々何かに追われがち。
1日に10分でも良いので、
「何も考えない、何もしない」
そんな時間を作ってあげると
不思議と「良い気づき」と
出会える事が多いです。
意識しないと何も考えない時間
というのは作る事が意外に難しいので
何もしない時間を作ることで直感力を鍛え、
自分自身と向き合ってみてはいかがでしょうか。
考えるな、感じろ
これは僕の嫌いな言葉でした。
「いやいや考えるのが大事でしょ」
そう思っていました。
ただし、この”感じろ”を
今回の直感に従えと解釈すると
腑に落ちます。
僕の周りにいる尊敬できる人や
バリバリ活躍している人は、
考えることにあまり時間をかけず、
とりあえず行動に移す人が多いです。
世の中には考えても分からない事は
結構多いものです。
コロナワクチンを打った方が良いのか
打たない方が良いのか賛否両論ありますが、
確かなのは「わからない」ことだけ。
そうした時に「直感」を
羅針盤にしていきたいですね。
直感は自分の脳が出した結論ですから
例え間違えたとしても後悔は少ないはずです。
今日はここまでです。
読んでいただきありがとうございました。
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